入浴と睡眠とプロポリス
プロポリスを摂取している方なら、免疫力を向上させることを目的としている方が多いと思います。
そんなときに意外なコツとして挙げられるのが入浴です。
入浴にちょっとしたアイデアと工夫を加えることによって、熟睡と免疫力アップという二つの効果を期待することができます。
プロポリスのサプリの摂取だけでなく、お風呂に入るときに正しい入浴法で効率よくエイジングケアに取り組みましょう。
免疫力は体温が一度でも下がると、約30％も低下すると言われています。
低体温は女性に多いと言われていますが、ほとんどの方が病気ではないと放置しているのではないでしょうか。
放置してしまうと、様々な病気や不調を招いてしまうので、注意が必要です。
原因は運動不足やダイエットによる筋力の低下や不規則な生活など多岐にわたると思いますが、湯船に入らずにシャワーだけで済ませる生活習慣も実は体力低下や免疫力低下の原因になっています。
入浴は免疫力をあげる最も手軽で効率的な方法であると再認識しなくてはいけません。
入浴によって得られる温熱作用は、身体の芯まで暖めるうれしい効果をもたらします。
血液は全身を一周するのに、約50秒ほどかかると言われていますから、湯船に20分浸かれば、約20回も温められた血液が全身を巡回してくれることになります。
それによって体の末端まで体温が上がるというシステムをつくることができるのです。
熱すぎないお湯に20分ほど浸かるのは、誰でもできる工夫。
しかし、長く湯船に浸かるのがどうしても苦手なら、最低でも額からうっすら汗がにじむ程度に湯船に入りましょう。
最短でも7分ほどが目安です。
毎日浴槽に浸かるなら、5分ほどでも構いません。
特に汗をかきにくい低体温症の場合は浴槽の中で軽いストレッチを行ったりするのもおすすめです。
湯船に入ると、全身に水圧がかかりますから、それによってマッサージと同様に血行が促進されていきます。
そして、体温も上昇するのです。
筋肉がほぐされて、副交感神経が優位になれば、リラックス効果も得られます。
そして、血管が拡張されて、血行を促進することができるのです。
どちらかと言うと、半身浴よりも全身浴の方がおすすめです。
こういった形で、プロポリスの摂取とともに入浴などの生活習慣を工夫すれば、免疫力が上がりますし、不眠症や寝不足の改善にもつながります。
ちなみに、快眠を目指すなら、入浴後にすぐ布団に入るよりも、少し体温が落ちついてから寝るのがおすすめ。
免疫力を調節する成長ホルモンの分泌も活発になります。
特に健康を意識するなら、大きな意味を持つと言われている最初の三時間の眠りもグッと深くなります。
免疫力はもちろん、美肌や美白などの美容面に関しても良い効果を得ることができるでしょう。