天然の抗生物質
蜜蜂が巣をつくる際に、様々な植物から成分を採取し、
そこに自らの唾液などの成分を加え生成するプロポリス。
その成分によって巣への細菌やウイルスの侵入を防いでいます。
そもそも名前の由来から、ギリシア語でプロポリスの「プロ」は「守る」(防御)を意味し、
ポリスは「都市」(巣)を表しています。
このプロポリスは古くから「天然の抗生物質」と言われるほど、治療や美容に利用されてきました。
プロポリスと癌の関係についてかかれたサイトがありましたので参考にしてください。
実際には採取しようとしても少量しか採ることができないため、貴重品であったにもかかわらず、
古代エジプト、ギリシャ、ローマさらには場所を超えて東欧やブラジルといった南米でも
愛用されていて、「万能の医療品」と重宝されていました。
そのような歴史のあるプロポリスですが、現在でもまだまだ未知の部分が多く、
非常に多くの研究がされています。
「天然の抗生物質」であるプロポリスの主な成分を調べてみると、
20種類以上のフラボノイドが含まれていることがわかります。
フラボノイドには体内の細胞の酸化を防ぐ作用、つまり抗酸化作用があり、
あらゆる病気の要因と考えられている活性酸素を抑制すると言われています。
(ちなみに活性酸素とは細胞を酸化させ、老化の原因になるとも言われています。)
特に、プロポリスのフラボノイドは糖分が含まれていないため、
他の植物などに含まれてるフラボノイドよりはるかに強い抗酸化作用があります。
また、同様に滅菌作用についてもとても強い効果が得られるため、
古代時代のエジプトよりミイラの保存に使用されたり、傷口に塗る薬として使用されています。
今では他に、抗炎症作用、抗臭作用、抗癌作用、脱毛防止など
広く「天然の抗生物質」としての効果が発見され、報告されています。
未だに謎の部分が多いプロポリスですが、その可能性はさらに期待され、
多くの治療薬、美容品、健康補助品に利用されています。
今後もよりその効果が利用されていくことは間違いないでしょう。
プロポリスの効果効能と副作用はこちらをご覧ください。
また、プロポリスの選び方はこちらを参考にしてください。